0歳からの小児歯科&正しいおやつのあげ方

小児歯科

むし歯のなり易さが決定されるのはいつなのでしょう?
なんと2〜3歳くらいの乳歯が生えそろう頃だと言われています。むし歯・歯周病は感染症なので、最も身近な両親のお口の中からうつる確立が高いといえます。また、食生活にも大きく左右されます。
 

関根歯科クリニックでは、お子様の治療時には、いきなりガガガッとむし歯を削って埋めて終わり、というやり方はしておりません。(もちろん緊急時には削ります)

むし歯は食生活の影響を非常に受けることがわかっているため、おやつのコントロールがうまくできないと次々にむし歯になってしまいます。

まず、おやつの食べ方やブラッシング法の確認が最優先です。 25136616.jpg


むし歯の治療と同時に、食事法を確認・改善し、定期的にチェック&クリーニングして、フッ素を塗って、お口の環境をむし歯にならない様に整えていくことで、初めて永久歯カリエスフリー(永久歯でむし歯が0本)が達成されます。

 

いつから子供を歯医者に連れて行けばいいのか・・・むし歯ができたとき? 子供が歯が痛いといったとき?歯が黒くなったとき?

まずは、出産前にご両親のお口の中をきれいにしておくことが第一です。そして出産後6ヶ月くらいで下の前歯が生えてきたら見せに来てください。むし歯を作らない方法をお教えします。そして3,4ヶ月に一度、必ず検診に連れてきて下さい。

小さい頃から定期的に歯医者に来ていれば、歯医者は歯磨きするところ、お口がさっぱりするところと記憶に刷り込まれます。そうなれば日頃の歯磨きもスムーズに行え、万が一むし歯の治療になっても問題なくできます。

大切なお子様をむし歯の脅威から守るお手伝いをさせてください。

 

関根歯科クリニックの小児歯科治療の流れ

1.親子ブラッシング指導

お子様自身にブラッシングを教えます。しかし、十分磨けるものではありません。食べたら歯ブラシを使う習慣を教えることに重点をおきます。
その後、必ず、お母様又はお父様が仕上げ磨きをして下さい。仕上げ磨きの仕方もお教えします。

2.歯科衛生士によるブラッシングと汚れ落とし(クリーニング)

歯科医院に慣れる、治療用の椅子に慣れる、ことを目的として、最初の数回は汚れ落としをしていきます。
歯医者さんは削るところではなくて、歯磨きをする楽しいところなんだよ、というのを理解してもらいます。

3.いよいよむし歯を取って詰めます

大きな穴が開いているむし歯のみ修復していきます。小さな穴やむし歯になりかけているものは削りません。定期的にフッ素を塗り、汚れを落としていけば穴にはならないからです。

4.むし歯予防のフッ素&奥歯のシーラント(予防充填)

フッ素を塗ることで歯の表面を硬くし、むし歯になり難くします。2,3ヶ月に1回の頻度で塗っていくとよいでしょう。
また、ご家庭で毎日歯磨き後に塗る低濃度のフッ素もお勧めいたします。(実はこれが重要!)
高濃度のフッ素を1年に1回塗るよりは、低濃度のフッ素を毎日塗るほうが効果的です。

奥歯の溝は非常にむし歯になりやすい場所です。そこをむし歯になる前にあらかじめ埋めてしまう予防処置です(歯は削りません)。これをシーラントといいます。

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5.定期検診

お口の状態により1〜3ヶ月に1回の定期検診をご案内いたします。虫歯を削って詰める作業よりも、数ヶ月に1回の定期検診のほうがとても、とても重要です。
このとき歯並びの乱れもチェックしていきます。必要があれば矯正治療のご説明もいたします。

むし歯にならない正しいおやつ

子供に与えるおやつとは本来どんな意味があるのでしょうか?そしてむし歯との関係は?

おやつは3度の食事を補うためのもの。1回の軽い食事と考えます。そのおやつを甘いものばかり与えていると肝心な3度の食事のとき、食欲を減退させてしまいます。
味覚が発達する3歳くらいまでは、お菓子やチョコレートはあまり食べさせないほうがよいでしょう。味を知らなければ食べたがることもありません。

子供のむし歯はどう防ぐのか?最大のポイントは『おやつのあげ方』です。

 

ポイントは・・

 

1 量を与えすぎない
2 時間をきめて食べる(ダラダラ食いの予防)
3 栄養のバランスを考える
4 甘いものお菓子類をとり過ぎない
5 スポーツ飲料やジュースをとり過ぎない
6 噛みごたえのあるものを与える
7 買い食いをさせない

この中でもスポーツ飲料をとりすぎない 時間を決めて食べる ことが最も重要です。これは虫歯のできるメカニズムを考えるとわかります。

下の表が虫歯のメカニズムです

 

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左から右に向かって見ます。食事をするとお口の中のペーハー(酸性度)が7付近から5以下に下がります。これはお口の中が酸性になっていることを表します。酸性ですから、歯の表面のエナメル質というものが溶けます(脱灰)。 

歯の表面が溶ける = むし歯   です。

しかし唾液の効果によりすぐに元の中性に戻ります。 これが再石灰化です。

 

次の表はおやつをダラダラと口にしている方の状態です。 

 

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唾液による再石灰化が間に合わず、口の中が常に歯が溶ける状態にあります。表でみると緑色のところです。

 

こうなるとむし歯の発生です。

 

1日に同じ量のおやつを食べる場合でも、時間を決めて食べていればむし歯にはなりません。

たとえば三度の食事と一緒にジュースを飲み、その他の時間はお茶、水にしてみる。

こうするだけで、むし歯のなる環境が改善されます。

 

ジュースやお菓子を食べることが悪いのではなく、その食べ方をちょっと注意してみてください。

 

 

ここでちょっと乳児のイオン飲料(スポーツ飲料)について・・

 

イオン飲料は様々なものが販売されています。飲みやすく食欲のないときにも飲んでくれるので、病気のときなど脱水が心配されるときにはとても便利な飲み物です。

しかし、ときどき誤解をされている方がいらっしゃいますので、イオン飲料の利点、欠点についてご説明します。

 

利点 食欲がないときでも飲んでくれる

    吸収がよい

    糖分が多いので一時的な栄養の補給源になる

 

欠点 栄養が偏っている(主に糖分)

   イオン飲料の味に慣れてしまうと他の物を食べない(偏食)

   糖分が理想よりも多すぎるので、下痢することがある

 

 

よくあるイオン飲料の誤解

・イオン飲料は安全←間違い!

 むし歯や肥満の原因になります。体調が優れない時に飲むのはOKですが、毎日の水・お茶代わりに飲ませるのは非常に危険ですので止めて下さい。

 

 

関根歯科クリニック Tel 0284-72-9901

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