予防歯科とは?

 

むし歯・歯周病を防ぐには?

 

『むし歯が出来たら治してもらおう』

『今は忙しいから、痛くなったら歯医者に行けばいいかな』と思われる方は多いと思います。

 

しかし、本当にそれで歯を治していると言えるのでしょうか。

治せていると言えるのでしょうか。

 

削った歯は二度と戻りません。削って被せても、それは人工物です。

「一度治療した歯は、遅かれ早かれ再治療しているなぁ」と思いますよね?

 

手付かずの歯と削ってしまった歯は、その後の歯の寿命がまったく違います。削れば削るほど、やり直せばやり直すほど、歯はなくなっていきます。

 

削らないのが1番!

 

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やむを得ず治療するなら、出来るだけ小さく削って、やり直しがないようなやり方で治すことが大切!

 

 

『歯医者は痛いし、あのキィーーンって音が嫌だよね』との声をよく耳にします。

これを解決するには・・

 

予防歯科に取り組んでいる歯科医院へ行きましょう。

 

歯がなくなる原因のほとんどがむし歯と歯周病です。ともに予防法はわかっております。歯は大切だと思われるあなた!自分の歯でおいしく食事を楽しみたいあなた!

予防を取り入れている歯科医院へ行きましょう。

 

削らないから痛くない、時間もかからない、費用もかからない、と重要かつお得な歯科医院のかかり方です。

(注:削らないのは初期むし歯のみです。必要なものは削ります) 


予防歯科とは具体的に何をやるのでしょうか?

 

1、定期的なお口のクリーニング

標準的には2〜4ヶ月に1回、専門の歯科衛生士によるお口のクリーニングです。痛みもなく、気持ちよく、予防効果も絶大。予防歯科にとって最も重要なことです。

 

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2.フッ素の応用

予防歯科ではフッ素は常識です。必ず実行してください。

子供から大人まで、全ての年齢の方に効果があり、その年齢にあった応用の仕方がありますので、ご指導させていただきます。

また、寝る前にリカルデントなどの予防効果のあるガムを咬んでから寝ると、よりむし歯になりにくくなります。 logo39.jpg

 

 

 

フッ素の種類 

 

 MFP(モノフルオロリンサンナトリウム) 予防効果 普通 
 フッ化ナトリウム 予防効果 普通
 フッ化第一スズ 予防効果 大きい 

 

以上のように3種類挙げましたが、日本の歯磨き剤はフッ化ナトリウムを含むものです。しかしフッ化第一スズに比べるとその予防効果は低いと言われております。

フッ化第一スズにはむし歯の原因菌を減らす効果があり(スズイオンによる)、歯垢がつきにくくなる特徴があります。

また、『歯の再石灰化(初期むし歯が再び硬く正常な歯に戻ること)』を促進させる効果が高いのです。しかし、一般の店舗では手に入りにくいのが難点です。

 

関根歯科クリニックでは、お子様のむし歯予防の為にフッ化第一スズが入った《ホームジェル》という歯磨き剤をお出ししております。当院の受付でも販売しておりますのでご用命は受付まで。

 

フッ素の応用法

 

 歯に塗る  歯医者で高濃度のフッ化ナトリウムを歯に塗りこみます。年に3、4回継続することで非常に予防効果が高いです。大人も効果があります。
 洗口  毎日ご家庭で、寝る前にフッ素入り溶液でぶくぶくうがいをします。幼児〜中学生が効果的です。(管理が難しいので当院では扱っておりません)
 フッ素入り歯磨き剤 フッ化第一スズが入ったホームジェルという商品をお勧め致します。 
 

 

3.食生活の改善

むし歯も歯周病も食生活の乱れから生じた生活習慣病です。

はるか昔、砂糖が加工されなかった時代にはむし歯はなかったと考えられます。(歯周病はあったと思いますが・・)

したがって、食生活を改善することはそれらの予防に大きく関係しております。

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ポイントは以下の通りです。

 
 食事は30分くらいかけてゆっくり食べる

 つまり良くかむことが大切です。噛むことでむし歯を予防するスーパー液体“唾液”がたくさん出るからです。

この唾液により再石灰化が促進されます。

 一口入れたら30回噛む
 これも“唾液”を十分に出すために必要なことです。さらに食材を良く噛むことで、歯の表面がきれいになります。
 間食は回数少なく、時間を決める

 ダラダラ食べることはもっともむし歯になりやすくなります。非常に危険です。のど飴を常にお口に入れていることもむし歯になります。甘いものを食べることはそれほど問題ではありません。

しっかり時間を決めることが大切なのです。

 

 

4、プラークコントロール

プラークコントロール=むし歯・歯周病菌を除菌

このように考えますといくつか方法が考えられます。

 ブラッシング  基本中の基本、歯磨きのことです。機械的に汚れを落とします。
 3DS 専用のマウスピースを作り、そこに薬剤を入れて歯にはめる。化学的な除菌方法。非常に有効です。 
 食生活改善 食生活を見直すことで、菌の増殖を防げます。 
 キシリトール 代用甘味料のキシリトールは、むし歯菌の栄養にならず菌は栄養不足で減っていきます。ガムで取るのが一般的。 
 フッ素塗布 フッ素も歯を強くするとともに、菌の増殖抑制効果があると言われています。 

 

 

5.シーラント処置

シーラントとは、奥歯の歯の溝を、むし歯になる前にあらかじめ埋めておく処置です。

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あなたもご自分のお口の中を鏡で見てください。治療跡がない方はすばらしい!しかし治療跡がある方はどこに銀歯が入っているでしょうか。主に奥歯の咬む面と、歯と歯の間ですよね?

つまりこの部位が非常にむし歯になりやすいということです。

 

私たち歯医者はいつも同じ場所のむし歯を削って埋めています。ほとんどの人がむし歯になる場所が同じです。したがって、むし歯になっていない状態のときにあらかじめ埋めておけば、将来削る確立が非常に低くなります。

 

シーラントは溝をきれいにクリーニングし、樹脂を流します。歯は削りません。

ここが重要です。

歯は削りません!!

 

ただ、削っていないため、やがて磨り減って取れてしまいます。取れたらそこでまた埋めればよいのです。

歯は出てきたときは成熟していないので、最もむし歯になりやすい状態です。最低でもそのときにシーラント処置されていれば、むし歯になる危険度は下がります。 

 

具体的には

1.お口の汚れを落とす

2.シーラントする歯の溝を消毒する

3.樹脂を溝に入れる

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これだけです。痛くなく簡単な処置で、効果は絶大!将来のむし歯の可能性を確実に下げます。まさに予防歯科の言葉の通りです。

 


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これは歯科医院へのかかり方の違いによって、将来どのように歯が残っていくかを示した図です。これからも分かるように、プロフェッショナルな定期検診(クリーニングのことです)を継続していくことで、確実に歯を残すことができます

 

 

ここまで読んでくださったあなたには、もう予防歯科の重要性は十二分に伝わりましたよね?どのような歯医者の利用の仕方があなたにとって有益なのか・・

痛いときだけ行って治してもらうことを繰り返すのか、痛くないときに定期的にクリーニングに行ってきれいにしてもらうのか、あなたの考え方や生活習慣もありますでしょうから押し付けはしませんが、歯を残したいのであれば、定期的なクリーニングを行うべきです。

 

(最後は院長の個人的な意見になってしまいました。 )

ぜひ定期検診システムをご利用下さい。